相談を希望される方へ(相談・手続きのワンポイントアドバイス)

まず電話でアポイントを!
まず電話でアポイントを!

相談窓口の上手な活用を

~福祉サービスの手続きのとき~
 障害者自立支援法に基づくサービスのご利用に当たっては,各区の障害高齢課で「支給決定」の手続きが必要です。特に,ホームヘルプサービス利用の場合は,「目的や利用日,事業所」などのプランを尋ねられます。(原則,通学・通勤・通所にはご利用できません。=緊急時は,各校コーディネーターや相談事業所にご相談ください。)

 事前に,相談事業所で相談して利用プラン等を考えてから区の障害高齢課に行くと,スムーズに手続きできます。

 

お出かけ前にアポ(事前の電話連絡)を忘れずに!
 各相談窓口(区役所や相談事業所,アーチルなど)にお出掛け前に,必ずお電話をして「相談内容」を事前にお知らせしておくとよいでしょう。せっかく出掛けても,担当者がいなかったり,十分な資料や説明をいただけなかったりすることを避けるためです。特に,障害高齢課では,職員全員が窓口業務ですが,各専門の係の方は決まっています。
  特別支援学校では,コーディネーターか進路担当までご連絡いただければ,手続き等の概要説明や,ご家庭に合った相談窓口のご紹介等もできます。お気軽にご連絡ください。

 

 

担当者の確認を

 各相談窓口では,何名かの職員の方が窓口対応していただきます。その中でも,手続きや相談したい内容に,直接対応していただく担当者は限られています。

 

1)アーチル等の専門相談機関では・・・

 アーチルの例で紹介すると,来館してすぐの窓口は総務・事務関係職員の方です。来客対応はしていただきますが,直接の相談は,乳幼児支援,学齢支援,成人支援,地域ケア等の各係担当者が対応することになります。

 おおむね表記通りの係が対応しますが,各ケースによって他の係の担当者が相談対応する場合もあります。また,同じ学齢支援係でも,福祉行政が専門の人,心理判定などの検査を専門とする人,特別支援教育を専門とする人(教師),保育士,各療法士,・・・など各分野での専門家がメンバーとして関わっています。

 予め電話予約をして,相談内容を伝えておくことが大切です。さらに相談後,次回の確認や問い合わせのために,担当者の名前を確認しておきましょう。

 

2)障害高齢課(=福祉事務所,保健福祉センター)

 各区の障害高齢課では,障害者支援係の方が窓口で対応していただけます。障害種別を問わない事務的な手続きや相談は,どの職員の方も対応していただけます。

 同じ障害者支援係でも,実際には障害別やサービス別などで直接の担当者が決まっていますので,ご注意ください。

 例として,通所施設の入所調整については,各区役所1名か2名の方が直接の担当者です。より適切なアドバイスを受けるためには,その担当者が対応できることを確認し,相談概要を事前に伝えておくことをおすすめします。高3の保護者の方が,卒業後通わせたい通所施設(福祉サービス事業所)の相談・手続きに区役所の障害高齢課に伺う際には,必ずアポ(予約電話)を!

 

3)相談事業所

 各区に身近にある相談事業所で,日ごろからこまめに相談対応していただいています。

 各相談事業所共に,少ない人数で対応しています。2名から多くても5名程度と,相談やケア会議が重なると,不在になる時間帯も出てきます。多くは,同じ事務所内に同法人での他業務の職員の方が電話応対していただけますが,込み入った件についてはかけ直しになることもあります。ご了承ください。

 

・・・ポイントは,

(1)アポ(予約電話)を!

(2)相談概要を伝える。(担当者,資料の準備をしていただく)

(3)担当者の確認・相談の要約(メモ)を「個別の教育支援計画」などにファイリング

(4)必要に応じて次回の予約。

(5)定期相談している方は,年度末の相談員の異動もあるので,新年度に担当者の確認を。

 

 

以下,随時掲載します。

 

いろいろな問題や相談内容があり混乱しているとき

より豊かな生活のために

事前に用意するものは・・・

「個別の教育支援計画」等の活用を!

北海道教育委員会の「個別の教育支援計画」例